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インド・ヨーロッパ語族の音韻の変化まとめ

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まえがき

インド・ヨーロッパ語族の音韻は変化した。その変化のパターンをみていこう。

rukiの法則 および 口蓋化

*r、*u、*k、*iの後の*sが、調音部位が奥よりの[ʃ]気味になる変化。

このような音をそり舌音とも呼ぶ。

舌をそらずに「チ」と発音した最初の子音部分がjです。

舌をそって「チ」と発音した最初の子音部分はzhで、そり舌音です。

舌をそらずに「シ」と発音した最初の子音部分がxです。

舌をそって「シ」と発音した最初の子音部分がshで、そり舌音です。

舌をそって「ツ」と発音した最初の子音部分がchで、そり舌音です。

このような調音部位の奥へのシフト、特に硬口蓋に舌をつける形への発音変化を口蓋化とよんでいる。

グリムの法則

印欧祖語からゲルマン語派への分派において、