Mathchaの使い方は1に書いてありますのでそちらをご参考にしてください。
マニアックなグラフを描画したいときにどうするかを考えます。
CASIO社のkeisanというサイトをフル活用してみる
グラフの描画ソフトは数ありますが、無料のサイトでここまで優秀なものはそうそう無いでしょう。
さすがCASIO社です。これだけのサイトを無料で提供して何かメリットがあるのでしょうか。
関数は183種類ほど、
描けるグラフは49種類ほど掲載されています。
49種類?
これ全部試してみるのがプロというものでしょうか?
この記事の需要がどれだけあるかという話ですが
さて、やってみましょう(←挫折しました)
三角関数
mathchaにもともとありますので、イージーです。
双曲線関数
これも、mathchaの曲線(変曲点を2点まで設定して自由に動かせる)でイージーです。
対数関数
こちらもイージーです。
指数関数
こちらもイージーです。対数関数とほぼ同じです。
水素原子の動径波動関数
は?
曲線と直線を合わせれば良いですのでイージーです。
調和振動子の波動関数
?
直線と組み合わせれば、およそ描くことはできます。
対数正規分布
意外とこれを描くのが難しい
keisanとmathchaが正式にタッグを組んでくれたら最強だと思っています。
描くなら、一部の曲線を直線とみなして、弧と直線と曲線を混ぜて描くしかないかと。
混成対数正規分布
こちらも難しい。上記と同じ。
ガンマ関数
これも地味に難しい。
まとめ(全部やるのが面倒になった)
結局、Mathchaというのは、複雑なグラフを描画するソフトではなく、
簡単なグラフの模式図を描画するのに長けたソフトというのがわかります。
安定して描画できるのは、
2次関数、3次関数、
三角関数、円、弧、直線、
変曲点が2つのフリー曲線
です。
ただ、面倒だからどうしてもkeisanとmathchaのコンボで終わらせたい!という方は、
究極的には、点を集めたものがグラフですから、
ある程度の手間をかければmathchaでも複雑なグラフは描けます。
もとは直線と曲線の集まりであったとしても、
描いた後、グループ化することができますので、
ひとまとまりのグラフとして扱えます。
今回はこの辺で終わりましょう。
mathjaxおよびLaTeXについて簡単に復習したい方は、
別記事にまとめていきます。