mathjaxの具体的なコード一覧その1(なるべくシンプルに)
mathjaxのコードは、一度作っておけば楽なので、作ってみます。
コードを公開し、わかりやすくまとめ、コピー可能にして頂いている
サイトはいくつかありますが、こちらのサイト(日本語)などが詳しいです。
順番に見ていきましょう。
mathjaxのコードがあっているかどうかをリアルタイムで調べたいときは
こちらのサイト(https://genkuroki.github.io/preview.html)が便利です。
コードを「\」「(」および「\」「)」ではさむ
本HPでは、「\」「(」および「\」「)」ではさまれた部分のみ表示します。
実際に試すときは、このコードではさんでください。
なお、\はキーボード上は斜線になっているかもしれません。
コードを$と$ではさむ
コードを$と$ではさむことも有効ですが、
ブラウザの設定などでは無効になることもあるようです。
実はコードを「\」「[」および「\」「]」ではさむこともできる
といいながら実は、「\」「[」と「\」「]」で囲んでもOKです。
しかしこのときは、数式が中央に出力され、文章とは途切れてしまいます。
分数fraction
表示\(\frac{1}{2}\)
コード\frac{ 1 }{ 2 }
表示\(\frac{(n^2+n)(2n+1)}{5}\)
コード\frac{(n^2+n)(2n+1)}{5}
表示\(\frac{1}{2}-\frac{1}{3}=\frac{1}{6}\)
コード \frac{1}{2}-\frac{1}{3}=\frac{1}{6}
\が最初にもうひとつつくのがポイントです。
数式を独立させる、数式を文章中にとりこむ
WordPressの場合、mathjaxは文章中に数式をとりこむことがデフォルトで可能です。上記の「\」「(」および「\」「)」ではさむやり方です。
もし、数式を独立させたい場合は改行すれば良いでしょう。
単なる改行だと、左寄せになります。
もし、独立させて、なおかつ中央寄せしたい場合は、
上記の「\」「[」および「\」「]」ではさむやり方が有効です。
分数が小さくないか?
上記では分数を1行におさめようとしているので小さいですが、
\(\displaystyle \frac{2}{5}\)
\displaystyle \frac{2}{5}
とすれば、大きくなります。
ちなみに、文字サイズそのものを大きくすることもできて、
最強の大きさのHugeコードを使って
\(\Huge{\frac{2}{5}}\)
\Huge{\frac{2}{5}}
と表現することもできます。
分数をカッコでくくる
分数をカッコでくくると、
\(\left(-\frac{1}{3}\right)^n\)
\left(-\frac{1}{3}\right)^n
などと表現できます。
原則、スペースは無視される
ちなみに、細かいことですが、
\(\left ( -\frac{ 1 }{ 3 }\right) ^n\)
コード:\left ( -\frac{ 1 }{ 3 }\right) ^n
からもわかるように、
スペースは基本的に無視されます。
連分数も表現可能
連分数とは、分数の中に分数があるもので、
\(\frac{a+b}{c+\frac{p}{q}}\)
\frac{a+b}{c+\frac{p}{q}}
などとすれば簡単に作成できます。