mathjaxコード一覧その3
無限連分数
分数の応用ですが、
\(
a+\frac{a}{a+\frac{a}{a+\frac{a}{a+\ddots}}}
\)
a+\frac{a}{a+\frac{a}{a+\frac{a}{a+\ddots}}}
を\と(あるいは\と[ではさんでください。
ドットは点の意味なので、ddotsで点を3つ表現します。
小数と循環小数
小数はそのまま表記できます。
循環小数は、たとえば
\(0.56565656…\)
0.56565656…
のことを、
\(0.\dot{5}\dot{6}\)
0.\dot{5}\dot{6}
などとdotを用いることで表現できます。
ちなみに、0.2111111…の場合、
\(0.2\dot{1}\)
0.2\dot{1}
と表現します。
ちなみに、…をmathjax的にしっかり表現するなら、
0.234\ldots
などとldotsを使います。
各種記号(無限大、絶対値、ガウス記号)
無限大は、
\infty
inftyで表せます。
infinityの略です。
絶対値は、vertical line(縦線)で囲むので、
単純に|a|で\(|a|\)と示せます。
なお、vertの前に\をつけても、|を表現できます。
ガウス記号ですが、
単に[x]で\([x]\)と表せます。
ちなみに、[]はブラケットなので、\lbrack x \rbrackとして、
\(\lbrack x \rbrack\)とも表現できます。
ここで、カッコをひとつのブラケットとして、\brack xとかいても表示できますが、\(\brack x\)
などとxが小さく表現されてしまうので、
left bracketおよびright bracketの意として、lbrackとrbrackを用いたほうが良いと思えます。実際は、単に[]で良いでしょう。
ただし、マニアックな記号だとキーボードには存在しないので、コマンド入力にも慣れたほうが良いと思われます。
カッコの種類
()は丸カッコで、パーレン(parenthesis)といいます。
[]は角カッコで、ブラケット(bracket)といいます。
{}は波カッコで、ブレース(brace)といいます。
【】は隅付きカッコで、ゴシックパーレン(gothic parenthesis)といいます。
<>は山カッコで、アングルブラケット(angle brackets)といいます。
《》は二重山カッコで、ダブルアングルブラケット(double angle brackets)といいます。
ちなみに、{}は中カッコとよばれることもありますが、数学の世界ではかならずしも中間的な位置(丸カッコ(小カッコ)の次、角カッコ(大カッコ)の前、といったように)に用いられるとは限らないので、あまりこの呼び方は好ましくないかもしれません。