mathjaxコード一覧その4
四則演算
足すplusは+、引くminusが-というのは簡単です。
掛けるは、*とか・とかX(xの大文字)とかで表現するのも簡便で良いと思います。
ただ、mathjaxのルールできっちり書くなら(そしてひょっとしたら検索で優位に働くかもしれないとするなら)、
timesに\をつけて掛け算を表記します。3\times4
\(3\times4\)
または、同様にcdotを使って3\cdot4
\(3\cdot4\)
などとできます。
割り算は、/や÷(キーボードにはないですが)でも良いですが、同様に
7\div1などとして
\(7\div1\)
とするのも良いと思います。
もちろん、斜線を用いて、単にa/bとして
\(a/b\)ともできます。
プラスマイナスとマイナスプラス
plus minusは\pm3として
\(\pm3\)
minus plusは\mp3として
\(\mp3\)
と表現できます。
割り算の余りが同じ(合同式)
使う機会が少ない方もおられるかもしれませんが、
整数(有理整数)PとQをそれぞれnで割ると余りが等しいことを、≡(合同である)と定義しています。この式を、
P\equiv Q \bmod nとして、
\(P\equiv Q \bmod n\)
などと表現できます。bmodはおそらくblank modで、単にカッコなど無しでmodを記載したいときに使えます。
また、カッコ(丸カッコ:パーレン:parenthesis)つきmodで表現したいときは、pmodを用いてP\equiv Q \pmod nとして、
\(P\equiv Q \pmod n\)
などと表現できます。
比例
比例は、一方が他方の「定数倍」である関係です。
x \propto yなどとして、
\(x \propto y\)
と表現できます。propotionの略です。
大小関係、十分大きい
greater than大なりはa \gt bとして
\(a\gt b\)
と表現可能です。なお、gtとbはスペースであけておかないと、\gtbという
命令とみなされてエラーが出ます。
greater than or equal大なりイコールは、a \geq bとして(qはequalの略)
\(a \geq b\)となります。
特に英語フォントなどではこの書き方が良く見られますが、
明確に=を出す≧を表現するために、a \geqq bという命令もあるそうですが、
環境によっては使えないようです。
less than小なりは同様に a\lt bとして
\(a\lt b\)
less than小なりイコールは a \leq bとして
\(a \leq b\)となります。
十分大きいmuch greater thanは
a \gg bとして\(a \gg b\)
十分小さいmuch less thanは
a \ll bとして\(a \ll b\)となります。
等、不等、ほぼ等しい
等しいは=ですが、等しくない≠は、変換で出せますが、きちんと出すなら、
a \neq b として、
\(a \neq b\)
となります。
nearly equalほぼ等しいですが、
a \fallingdotseq bとして(長いですが)
\(a \fallingdotseq b\)
なお、他の表現として、
~や≃もあります。もちろん毎回変換しても可能ですが、
a \sim bとして\(a \sim b\)(おそらくsimilar:類似の略)
a \simeq bとして\(a \simeq b\)(similar equal)
a \approx bとして\(a \approx b\)(approximate:近似の略かと思われる)などと表現可能です。