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mathjaxコード一覧その6

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mathjaxコード一覧その6

集合の表記

3 belong to ℤ(元3は整数集合ℤに所属(帰属)している)は

3 \in ℤとして\(3 \in ℤ\)

ℤ contains 3(整数集合ℤは元3を含んでいる:上記と同じ意味ですが)

ℤ \ni 3 として\(ℤ \ni 3\)

ちなみに、所属と帰属の違いですが、

所属は、ヒトやモノがあるものに加入しているというシンプルな意味合いで、別のいろいろなものに「所属」していても特に問題ありません。

帰属は、ヒトやモノがあるものに完全に取り込まれる形で加入(属して)いるというニュアンスがあります。別のいろいろなものにも「帰属」しているというと、非常に違和感があります。集合を論じるのであれば、帰属の方が正確といえると思われます。

集合つづき

帰属せず、は

a \notin Aとして\(a \notin A\)

部分集合subsetは

A \subset Bとして\(A \subset B\)

等しいこともありうると強調したければ

A \subseteq Bとして\(A\subseteq B\)

部分集合であるが等しくない(真の部分集合)場合は、

A \subsetneq Bとして\(A \subsetneq B\)

そもそも部分集合でない場合は、

A \not \subset Bとして\(A \not \subset B\)

集合の交わり(いわゆる、かつ、の部分)は帽子みたいな記号なのでcapといって、

P \cap Qとして\(P \cap Q\)

またはunionについては、記号がお椀cupなので、

P \cup Qとして\(P \cup Q\)

空集合(何ひとつ元(変数variableとも)がない集合。直感的にはこれを集合とよぶかどうか微妙なところですが、そのような定義になっています。)は

\varnothingとして\(\varnothing\)

補集合complement setは、その集合の元以外の元すべてを有する集合ですが、頭文字cから、

単にP^cと書けます(べき乗と命令式そのものは同じです)\(P^c\)

ちなみに、横棒(バーoverline)を使って、補集合を

\overline{P} \(\overline{P}\)とかけます。

差集合とは、BによるAの差集合とは、「A」かつ「Bでない」元の集合です。

直感的には、Aが満月として、Bが月食時の太陽の影として、

BによるAの差集合とは、月食されてもまだ明るい部分のことです。

A \setminus Bとして\(A \setminus B\)となります。

等式で書けば\(A \setminus B=A\cap B^c \)となります。

集合の記号(代数的構造ごと)

all (whole) natural numbers自然数集合は、変換してもよいですが、

\mathbb {N}として\(\mathbb {N}\)です。

all integers整数集合は、

\mathbb{Z}として\(\mathbb {Z}\)です。

ちなみに、bはbold(太字)の略で、これは単なる太字ではなく白抜きの太字

なので、math用太字、太字と2回言ってmathbbです。

同様にall rational numbers有理数集合は

\mathbb{Q}として\(\mathbb {Q}\)です。

all real numbers実数集合は

\mathbb{R}として\(\mathbb {R}\)です。

all complex number複素数集合は(厳密には複素数全体の集合)

\mathbb{C}として\(\mathbb {C}\)です。