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mathjaxコード一覧その5

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場合分けcasesの方法(左1行右2行の方法)

場合分けは、begin{cases}とend{cases}を使います。

場合分けの2行について、表記を揃えたければ、{eqnarray}書式や{align}書式を使います。{eqnarray}の方が位置を合わせやすいかもしれません。

たとえば、

begin{eqnarray}|x|=

@begin{cases}

&x&(x \geq 0)\\

&-x&(x \lt 0)

\end{cases}

\end{eqnarray}

\begin{eqnarray}|x|=\begin{cases}&x&(x \geq 0)\\&-x&(x \lt 0)\end{cases}\end{eqnarray}

などと記載できます。@を\に置き換えてください。

細かいことですが、もしxと-xの位置(中心軸)を揃えたいのであれば、

行列表式を使って、

\[ |x|= \left\{\begin{matrix}
1\quad (x \gt 0)\\
0\quad (x=0)\\
-1\quad (x \lt 0)
\end{matrix}\right. \]

@|x|= \left\{@begin{matrix}
1\quad (x \gt 0)\\
0\quad (x=0)\\
-1\quad (x \lt 0)
\end{matrix}\right.@

beginの前の@を\に直し、@に\、[および\、]を入れてください。

こういったことをすれば、xと-xの位置が中央ぞろいになります。

なお、{matrix}は行列の記載に使います。quadはクアドラブル、すなわち

行列の1部という意味(意訳)です。

\left\{や\right.は意外と重要なのですが、大きな中カッコを記載しています。

leftがあるときにrightが無ければエラーが出ますので、しかし右には何もいらない

のでright.としています。

連立方程式({cases}ではなく{array}を使う。ちなみに{eqnarray}の命令の中に{array}命令を入れ込む構造なので混乱しないよう注意)

@begin{eqnarray}

\left\{

@begin{array} { l }

x + y = 5 \\

3x + 2y = 12

\end{array}

\right.

\end{eqnarray}

とすれば、

\begin{eqnarray}\left\{\begin{array}{l}x + y = 5 \\3x + 2y = 12\end{array}\right.\end{eqnarray}

となります。

ちなみにarrayの後の{ 1 }が無いとおかしくなります。

この方程式は2行、1列なので、おそらく{ 1 }列と指定しています。

最大、最小

maximum最大は、\max f(x)とか\max (a,b)などとして

\(\max f(x)\)とかけます。

最小も同じく、\min f(x)とかで

\(\min f(x)\)とかけます。

改行の間を自由に定めたい

通常の改行はbegin{eqnarray}2xyz \\ 5000abcd \end{eqnarray}などとして

\begin{eqnarray}2xyz \\ 5000abcd \end{eqnarray}

となりますが、

改行の幅を広げたい場合、begin{eqnarray}2xyz \\[8pt] 5000abcd \end{eqnarray}

などと[8pt]を入れると

\begin{eqnarray}2xyz \\[8pt] 5000abcd \end{eqnarray}

となります。この8はどの値でも良いです。