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ユークリッド整域再び
ユークリッド整域について考える
整域とは、零元の無い可換環でした。
体とは、単位的環(文献にもよるが、いわゆる通常の、乗法の単位元をもつ環のこと)のうち、非零元の全体が乗法の逆元をもつものでした。
さて、整域R(くりかえします
一変数多項式
多項式
多項式というのは、項が2つ以上あるものです。単項式とは、項が1つのものです。
例えば、x+3xは、もちろん=4xとしたくなりますが、このままでは、多項式です。正確には、1変数多項式です。
x+yは、2変数多項式です。
不定方程式
不定方程式
整数解を求める方程式を不定方程式とよびましょう。
xについて、xの1乗しか無い場合、それを一次式をよびましょう。
一次不定方程式などとよぶことにしましょう。
一次不定方程式の特殊解と解き方
整数a,bお
素数
有理整数と代数的整数
我々のよく知る整数は、厳密には有理整数といいます。本HPでは、単に整数と略してよいこととします。
代数的整数というのは、「整った数ではあるが有理整数ではない」と解釈して頂ければと思います。
素数
2以上の有
モジュラー束
(ℕ,|)と(イ全(ℤ),⊆)の関係
(ℕ, |)における元aについて、可換環ℤにおいて元aを含む最小のイデアルを(a)としたとき(可換環ℤは単項イデアル整域ですので、結局、(a)は単項イデアルとなります。単項イデアルとは、単一の元により
順序集合を考える
順序集合(ℕ, 定義)という表記方法
順序集合は、もちろん順序が定義できる集合です。
たとえば、自然数集合が小さいものから順に{0,1,2,3,4,...}と並んでいるものは、順序集合として自然に理解できますが、しっかりと定義すれば
上界下界上限下限と束
上界、最小上界(上限)、下界、最大下界(下限)
集合Aの2つの元a,b,cが、c≧a, c≧bを満たしているとき、cをa,bの上界とよびましょう。上界の中でも最小のものを最小上界とよびましょう。
最小上界は、上界の限度いっぱいですか
単項イデアル
特定の元から生成されるイデアルの性質
最小のイデアルどうしの和
元aを含む最小のイデアルを(a)と示し、
元a,bを含む最小のイデアルを(a,b)と示すことにしましょう。
イデアルI、Jどうしの和と積が定義できることは先述の
体Rに対してのイデアルとは
可換体
ある可換環Rについて、零元以外のすべての元について、乗法についての逆元をもつとしましょう。例えば、整数集合は環ですが、元3について、逆元1/3は整数ではないので、この条件を満たしません。
比較的、この条件は厳しいもの
イデアルどうしの和と差と積を定義する
イデアルどうしの和と差と積を定義する
可換環RのイデアルI,Jについて考えます。
I+Jと書けば、Iの任意の元aとJの任意の元bの和の集合ということにしましょう。
IJと書けば、Iの任意の元aとJの任意の元bの積の「有
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